2004年 6月 17日
■HOACD 1.0
ブラジルのHoneynetグループによる、Honeyd+OpenBSD+ArpdなCDブートハニーポットだとか。
Brazilian Honeypots Alliance - Distributed Honeypots Projectとかいうプロジェクトが動いてるんだ。すげーなぁ。
■New Kernel Crash-Exploit discovered
Linux 2.4.2x/2.6.xに、ローカルコード実行可能な環境で、カーネルをクラッシュさせられる脆弱性(CVE: CAN-2004-0554)が見つかっている。
既に本家及び各ディストリビューションにてパッチが出てきているので、これらを適用すればよい。
■Becky! Internet Mail Ver.2.10
正式版が出たみたい。
このバージョンからPOP3/SMTP over SSLに対応。STARTTLSによるプロトコルインラインSSLにも対応している。
その他変更点はいろいろ。
6/18追記:
いくつかの細かい問題が修正されたマイナーFIX版が出ている。
- --- コメント 1件 [ 全文表示 ] ---
- みゃー : みゃーはWEBMailと江戸まくす派(w
■Cisco Security Advisory: Cisco IOS Malformed BGP Packet Causes Reload
Cisco IOSのBGP機能に脆弱性が発見されているとのアドバイザリがリリースされている。悪意あるBGPパケットによりルータがリロードしてしまい、DoS攻撃が可能になるとされている。
影響するIOSは非常に広い。アドバイザリを確認のこと。BGPを使っていない場合には影響はない。
対策版のIOSを導入するまでに取ることが出来る対策としては、BGP MD5による認証やACL。しかし、これも直ぐに適用可能かというと微妙な気もする。あらかじめ、こういった機能の脆弱性に関する予測が出来ていないと素早い対応というのは難しいんだろうな。
■MS: Improving Security with Domain Isolation: Microsoft IT implements IP Security (IPsec)
Micorosoft内部でのITセキュリティ実装におけるIPSecの使用について解説されたドキュメントとのこと。
後で目を通すのを忘れないように。
■毎日: メール盗み見ソフト出回る 対策装置効果なく
職場のネットワーク「社内LAN」(ことば参照)内のパソコンから、不正に他人のメールを盗み見したり、パスワードを取得できる技術が開発され、この技術を使った複数のソフトが誰でも入手できる状況になっていることが16日、分かった。
アホか、というかネタかいなこれは?これまでのMainichi INTERACTIVEの良い方の実績を全てどぶに捨てるかのような文章。一体、何年前の話しとんねん。。。
意味わかった上で敢えてこういう書き方をしているネタなら、さらにタチ悪い。日々まじめにネットワークセキュリティの分野で努力してこられている方の努力をなんと思っているのだろう。そういう人たちの努力を、あまりにも馬鹿にしすぎている。
■CNET: Symbian OS搭載電話機を標的にした初のワーム登場--Bluetooth接続で感染
F-Secureとかのが見やすいかな。
- F-Secure: Cabir
昨夜とか今朝のニュースでも盛んに報じられていますね。ポイントは、キャリアを介さない携帯電話同士のP2PなBluetoothネットワークで伝播・感染するというPoCのところですか。
国内販売機種では直接的に影響があるものはごく一部かと思うんですが、テレビ報道では携帯電話に感染する世界初のウィルスとして大々的に報じているので、もしかすると携帯電話会社の問い合わせ窓口はここ2、3日はちょっと大変かもしれないですね。お疲れ様です。
■MS: Threat Modeling Tool
下のInfo Sec Blogからの情報。
アプリケーションの脅威モデル分析に使えるツール、ということなのだけれど、ひょっとするとこれは結構使えるのかも。
要はVisioとかとも連携できるセキュリティ脅威分析用のアウトラインプロセッサのような感じなんですが、「脅威分析に当たって何から手を付けてよいのやら」という向きには、項目が整理されているだけでもだいぶ違うと思うので。
■Athena
FoundstoneのSiteDiggerのように、Googleなどの検索エンジンを使って特定サイトのセキュリティ上問題のある情報の露出を調査するツール。
SiteDiggerはちゃんとGoogle APIを使っているのだけれど、こちらは単にクエリーの代行をしているだけみたいなところが、ちょっと微妙ではある。
■ターゲットは企業・組織から個人へ?
- ITmedia: 銀行口座不正アクセス、被害総額24億ドル――Gartner調査
その一方で、米国では企業等の組織における情報セキュリティ侵害による被害額は減少してきているという報告がある。
- CSI FBI Survey 2004 (PDF)
これをみると、犯罪者のターゲットは、よりリスクが少なく犯罪が成功しやすい個人をターゲットとする方向に移ってきているという印象を受けるのだけれど、どうだろう。
■毎日: セキュリティー情報をブログサービスで提供
こちらですね。
これまたチャネルが増えるのはよいこと、ではある。ではあるけれども。
アラート関係については主要メディアも報じるし入手は容易になってきている。そうすると入手した際に取り扱い注意を意識しないといけない閾値というのは、巷の主要メディアが流すアラートより詳しい技術情報かどうか、というところになるのかな。世の中からどう見られるかという点で。。。



